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2016年12月18日日曜日

京都 フォーシーズンズホテル 積翠亭


先日、京都東山に新しくオープンしたフォーシーズンズホテルの家具を製作いたしました。
この名庭に佇む茶室「積翠亭」の設計を手掛けられたのは日本木造建築の第一人者
 知る人ぞ知る 山本良介先生

この素晴らしい数寄屋建築のお茶室に合わせたデザインの家具は建築とも馴染みます。


プラン開始の打合わせ風景
緊迫感の中で進んでいきます。

何度も試作を製作し細かなパーツを組み上げていきます。
 椅子の背もたれの部分





 肘の部分を取付て行きます。
 設計通り収まるか、実際現地にて家具の大きさの紙を
配置し導線のチェックをしているところ

お茶室ブースの配置も確認します。



 そんな作業の中椅子製作も順調に進みます。




椅子の座面の格子組
見えない所も本物の仕様 京都らしい作風です。

↓ これは椅子の下に置く 荷物入れ
本革で製作しました。
↓ 椅子の下にきちんと収まるかも検証します。


 デッキに置く椅子の配置も十分に確認するため、
椅子製作途中にパーツを仮組し現地に運びました。

山本良介先生が庭の景色とのバランスを確認されています。


 庭の床几の紙の模型を作ってサイズもチェック
二葉家具の製品で最近よく使用する木曾ヒノキと白竹を組込み座面を製作
木曾ヒノキの良い香りが漂います


次は、
 お茶室に設置する 立礼
この立礼の強度も入念に確認します。
 

↓ 座って体重をかけても大丈夫か確認中
並んで座ってスペースの確認
↓ 設置後
サイズ感と繊細な製品の風合いがとても良く馴染みます。
シュロの縄で編んだ椅子も製作しました。


 ↓ これはデッキに置く椅子の製作
秘蔵のチーク材を使用し製作しました。
最高級の材をふんだんに使用 何とも贅沢な逸品

 
格子一本一本の角度が違うので、一本ずつ木型を用意し製作
このチーク材の木目は圧巻です!



 座り心地も椅子製作の重要な要素
 テーブルはクラッシュガラスを使用
池のほとりに置くのでガラスの輝きが木造の建築を引き立てます。

 ↓ それでは、設置後の風景をご覧ください。










とても落ち着く雰囲気で、世界から来られる方々も
この新しい日本の名所でくつろがれます。

このような大プロジェクトに携わることが出来たことに感謝しつつ
これからも日々研鑽してまいります。


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二葉家具では 「住まい豊かに」 をテーマに日々取り組んでおります。
お部屋のコーディネートをトータルにプランいたしますので、
是非ともお問い合わせくださいませ。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■