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2014年8月5日火曜日

端羽目蟻加工

大きな座卓の天板の加工中のワイルドルーキー
 
今回中央の無垢材を四方ぐるりとさらに無垢材囲うようなでデザインの天板です。同じものを一台塗装の修理で依頼を聞いておりましてもう一台同じものをご希望との事で新規で製作させていただいております。ありがとうございます。
ですがこれほどの無垢の矧ぎ天板をさらに四方無垢材で囲うことは、木工的には結構リスクが伴う場合がありますのでどの技法で加工進めるかが腕の見せ所。
 
今回巾方向の周りの部材は蟻加工で動きを止めすぎないように且つ反りを止めれる様にしました。全てこれで万事オッケーかどうかはしばらく様子を見てみないとわかりませんが、今回のご要望の家具を製作する中では最善の策で進めました。
蟻加工は日本人が大昔に考えたそうですが…考えた人天才ですね。
よく考えられている技法です。。
 
今回の担当職人はワイルドルーキー
 
ワイルドルーキーもルーキーながらもう早7年?
ワイルド中堅。
 
豪快に天板を立てて打ち込んで送ってゆきます。





45度の留め加工した面に平場を作りそこを叩いて打ち込む。斜めの面は叩けませんからね。
 
 
真上からはこんな感じです。
 
 
曲がったように見えますがビシッと気持ちよく入っています。