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2012年2月14日火曜日
乾燥注意報!お宅の家具は大丈夫ですか?
全国的に空気も乾いた冬の気候が続いていますね。
乾燥が続くと風邪をひきやすくお肌も水分が失われ、ヒトにも影響がありますが、家具にとっても過酷な環境であることは間違いありません。
今年の冬は二葉家具でも、テーブルの天板が割れた、椅子の脚が折れた、突き板が浮いてきた、ソファの革がひび割れたetc、家具のトラブルのご相談が例年より急増しています。
家具によいとされる湿度は40~60%。この冬は暖房をつけっぱなしで40%を常に下回っているお宅が多いと思われます。
暖房器具別ですと、エアコン、床暖房といったマンションなどに多い都市型空調がいちばん乾燥しやすく要注意です。
住宅の構造としても、比較的新しいお宅は機密性も高く、24時間の換気システムなどでどうしても乾燥しやすい傾向にあります。(高気密で24時間換気システムがある住宅は性能としてはもちろん優れています。)
湿度を保つ対策として、洗濯を部屋干しする、観葉植物を置く、などがよく言われますが、ましにはなっても快適な湿度にまでグッと戻すにはまだまだ力不足かと思います。
やはり、加湿器が一番効果的です。ただし、メンテナンスを怠ったり置く場所や使用方法を間違えると今度はカビの原因をつくってしまいますので、加湿器のお世話もきちんとすることが前提です。
一方、家具に対しては、やはり日ごろからお伝えしている”お手入れ”をなさってください。
オイル仕上げの家具をお持ちの方は、この冬、一度はオイルを塗ってください。
無塗装品、ソープ仕上げをお持ちの方は、もっとも空気環境の影響を受けますので、さらにご注意!いっそ、オイル仕上げにしてしまうのもいいかもしれません。やはりそのままで使いたいという方は、暖房から遠ざけたり、どこか別の部屋にいったん避難させたり工夫をしてください。
いずれにせよ、ペットや花壇の花を大切にするように、家具も日常から様子を伺って都度、適切なお手入れをしてかわいがってあげることが何よりの対策です。
二葉家具では、各種お手入れ用品をご用意して、家具のメンテナンスの相談もお受けしています。
お悩みの方はご相談ください♪