天板の塗装の直しや椅子やソファの張り替え、壊れた家具の修理などいろんな種類があります。家具のこと木のことなら直せないものはありません!ほんとに。
変な話ですが木製の家具って永遠ではないのでいつか壊れます。いい家具は壊れた時に直しやすく出来ています。設計段階でこの家具が壊れるとしたらここがこう壊れるだろううなっと検討をつけて設計してあります。なのでもし壊れた時は想定内の壊れ方であればどんな家具屋さんに修理に持ち込まれてもその家具屋さんは特に苦労はしないでしょう。
しかし修理で持ち込まれた家具の中にはデザインばかりで構造のこと、材料のことを全く理解せずに作られた家具もあります。残念ながら。
そういうものはデザインを損なわない程度に補強の部材を足したりして強度を出します。
ほんとにいい家具というのは少しのメンテナンスを繰り返すだけでいつまでも使い続ける事ができます。はじめに「永遠」でないと言いましたがメンテナンス込みで言えばいい作りの家具なら永遠です。ほんとに。
なので修理の依頼はすごく勉強になることが多いですね。普段、中身が気になってもソファを分解したりできませんし…
ココはこうなっているのか!て関心させられる事もあります。
こういう経験を教訓に二葉家具で生まれる家具は10年後20年後にどこの家具屋さんに修理で持ち込まれてもその家具屋さんに感心される家具作りを心掛けて製作しています。
と、いう事で最近の修理の物件をいくつか。
子供椅子
すべてのパーツに分解し塗装をはがして再塗装→ボンドを入れなおして組みなおしました。
アメリカのビンテージ家具のようです。バネが仕込んであり前後に揺れて遊べるようになっています。
左:修理前 右:修理後
修理後の様子
3P 2Pソファ
本革に張り替え 肘部塗装修理
張り替え前
張り替え後(写真は2Pです)
ダイニングテーブル天板塗装直し
一度はがして再塗装 一部足の組み手が壊れていたので組み直し
横揺れがきつかったので補強作業
塗装前
塗装後